キツく瞼を閉じた。





「~~ッ!!」





―シュッ!!





刀を振り切る音がした。

…あたし、死んじゃったのかなぁ……?


「~ッ!!莉美さんッ!!」

「ちっ。」


龍馬が急いであたしを支える。

あの男が去って行く。


「―美…っん!」


嗚呼…又あの時の感覚だ…。

頭が、全体がふらふらする…。





…龍馬――



―プツンッ