「…知らない。」 ほんと、陽気だし常に笑顔だし…なんか自由って感じ。 「何処から来たんかも分からない。変わった髪型に変わった着物。お~んもしろいのォ~莉美さんはっ(笑)」 ムッ。 「あんたに言われたくな―」 ―ドクンッ… あ…れ…? なんか… ―バタッ 「―莉美さんっ!?」 ふらふらする…。 視界全部が歪んで見えるし……。 「さ…っ!莉…ん―…」 龍馬の声も遠くなる…。 あたし…どうしちゃった…んだ…ろ……。 ―プツンッ そこで意識は途絶えた。