「わしの名は坂本龍馬っ。侍じゃ。」 下界のもの全てを照らし出す――……。 「さ…かも……と…?」 坂本…龍馬って…まさか、教科書に出てくる“あの”…? 「んっ??」 こんなに髪がボサボサで服装もだらしないのに? …いや、まさか…ね。 そんな事、あるわけないよね…。 「あ~んりゃあ~っ!お嬢さん、随分と変わった格好をしちょるのう~っ!」 「えっ?」 すると坂本龍馬と名乗る男は急いであたしの目の前までやって来て、まじまじと上から下を交互に見つめだした。