てか本当にダレ!?

「あのさ、」
「あ?」
「なんで隠すの?」
「お前には関係ねぇだろ。」
「うざ。」
「は!?」
「んじゃぁあたし戻るから。さいなら」
「ちょっと待て。」



バシ!!
手つかまれた!!
ちょ!!何???
「俺が運んでやったんだぞ?」
「そなの?ありがと。」
「お前何もわかってねぇな?」
「は?」
意味わからん!!
ので逃げる。



教室に行ったら・・・まぁすごいことに。
「ちょっと!!なみ!!羨ましい!!」
「何が!?」
「お姫様だっこよぉ!!やばい!!超かっこいい!!」
「えぇぇ!?あたしお姫様だっこされてたの!?」
「そうなんだよぉ!!超うらま~。」
「なんで!?あんな奴のどこぐえぇぇ!!」



誰かの手によりあたしの口が塞がってしまった。
誰だ!!
と思ったら。
ユウ・・・。
あっ!!
あたしいま言いそうになった!!
すみません!!



「ちょっといいかな?なみちゃん」
だめだ・・・とっても素敵な笑顔だけど
目が笑ってません。
あたしは誤らない!!
もともと秘密なんか作ったやつが悪いし
あたしに関係ないもん!!
・・・あ・・・命が関係あるわ。