2時を少しすぎた頃、京介は公園についた。


キャッキャッと無邪気な声が聞こえてくる。

それが子供の声だと理解するのに
時間はかからなかった。

──幼女!!


姿が目に入った瞬間胸がバクバクして
顔までバクバクした。

自然と早足になる。


「あびゃっ!!!!」

幼女が転んだ。


京介はハッとし、かけよろうとしたが
その前に誰かが幼女に駆け寄った。