「うっ…うえぇん…」 結局、人目も気にせず泣き崩れる私。 子供の視線が痛いけど、悲しくて悔しい方が勝ってるから、溢れる涙を止められなかった。 この公園から彼の住む高層マンションは近い。 だからここから連絡をした。 『実は今近くにいるんです』 私の台詞を聞いて突然慌てだした彼から、愛情なんて感じられなかった。 本当に悔しいよ。 それでも好きなんて……。