桜色のふわりとしたドレスに身を包み、
真珠の髪飾りで結い上げた髪。
それは、
はじめて着飾った時と同じ姿。
このドレスがいいと、私が選んだ。
紘夜が、
「似合う」と囁いてくれた、ドレスだから……。
「紘夜様は先に広間でお待ちだと思います。実織様」
紘夜様のエスコートでなく申し訳ありません。
すまなそうに肩をすくめる静音さんに、
私は首を横に振った。
「きっと紘夜のことだから、煙草でも吸って待っててくれるよ」
そう、静音さんに笑顔で答えた。
その時、
向こうの廊下から、
綺麗な女の人が現れた。
「夕綺様」
そう名を呼び、廊下の道を譲る静音さん。
でも、私は
その女の人と重なった目線が、
そらせなかった。
真珠の髪飾りで結い上げた髪。
それは、
はじめて着飾った時と同じ姿。
このドレスがいいと、私が選んだ。
紘夜が、
「似合う」と囁いてくれた、ドレスだから……。
「紘夜様は先に広間でお待ちだと思います。実織様」
紘夜様のエスコートでなく申し訳ありません。
すまなそうに肩をすくめる静音さんに、
私は首を横に振った。
「きっと紘夜のことだから、煙草でも吸って待っててくれるよ」
そう、静音さんに笑顔で答えた。
その時、
向こうの廊下から、
綺麗な女の人が現れた。
「夕綺様」
そう名を呼び、廊下の道を譲る静音さん。
でも、私は
その女の人と重なった目線が、
そらせなかった。



