冷たい雨に咲く紅い花【前篇】


私は、わけがわからず呆然としていたけど、
紘夜は、少しすると、

「ジュン…、達花…ジュン…」


呟いたあと、

あぁ……、
と、合点がいった紘夜の声が聞こえた。



「お前、達花準、か」



はい?


二人の間で、
私一人何も分からず、頭の中は?でいっぱいだった。


どういうこと?



ジュン兄は紘夜を、知ってる?
紘夜も、ジュン兄を知ってる?


もしかして、