「え!そうなの!?」

「俺はそのつもりだ」

そ、そうなの……?


「キスしといて、今更なに言ってんだよ」

キス…!?


唇に残る、
紘夜のあたたかさを思い出し、

一気に顔が赤くなる。


そんな私の様子を見て、

「はぁ…、先が思いやられそうだ…」

煙とともに、紘夜が呟く。


な、なによ、先って…

訳が分からず、私はスカートの裾を絞った。