「連絡、って?…私の電話じゃなくて、真影家から?」 「あぁ、FAXでな。毎晩、お前の様子を教えてくれた。時には写真入りでな」 ほら、と、 ジュン兄は、束になったFAX用紙を私に見せてくれた。 そこには、事細かに私の一日の様子が書かれていた。 何時に起きたとか、食欲はどうとか、何をして過ごしたか、とか 紘夜の字で、書かれていた。