「どうやら、客の中に招待していないヤツが紛れ込んだか」 身を潜め、 裏庭の茂みに私を下ろすと、 紘夜は辺りを伺う。 なに? 何が起こっているの!? 私の頭はパニック状態。 さっきの痛い程の衝撃音が、 まだ耳に残っている。 さっきのって、 まさか、 「じゅ、銃声……?」 震える声が、零れた。