紘夜様は自分の部屋だけは自分で始末をすると、
日々の掃除から片付けまで、ご自分でなさる。
聞いた話では、
お父様の事業を継いだ十六歳の頃からその生活が始まったという。
以来、誰も紘夜様の部屋に入った者はいない。
「どうでしょう、静音さん?綺麗にできたかな?」
摘んだ花を私に嬉しそうにみせてくれる実織様。
秋桜
撫子
霞草
瑠璃茉莉
白から桜色、淡い紫へと、
彩られた花束は、
とても綺麗だった。
「えぇ…とても、綺麗です」
「よかった!これなら紘夜、元気になるかな?お見舞…あ!」
「おみま、あ?」
「うっ、ううん!お、おみ…女郎花も入れた方がいいかな?」
急に口元を抑え、
辺りを見回す実織様。
日々の掃除から片付けまで、ご自分でなさる。
聞いた話では、
お父様の事業を継いだ十六歳の頃からその生活が始まったという。
以来、誰も紘夜様の部屋に入った者はいない。
「どうでしょう、静音さん?綺麗にできたかな?」
摘んだ花を私に嬉しそうにみせてくれる実織様。
秋桜
撫子
霞草
瑠璃茉莉
白から桜色、淡い紫へと、
彩られた花束は、
とても綺麗だった。
「えぇ…とても、綺麗です」
「よかった!これなら紘夜、元気になるかな?お見舞…あ!」
「おみま、あ?」
「うっ、ううん!お、おみ…女郎花も入れた方がいいかな?」
急に口元を抑え、
辺りを見回す実織様。



