「そりゃ必死にもなるよ！どんだけ勉強してここに入ったと思ってんの！？一生分くらい脳みそ使ったんだよ！？空は、私にそれをもう一度やれと言いたいの！？！？？！」



「いや・・別に雫は来なくても・・・」


「はぁぁぁっぁ！？！？！」


「イエ、ナンデモナイデス。ハイ」


「そう。あ、この炒め物おいしー」



こっえぇーー！！！！何今の？後ろになんか見えた！！えーっと・・あれ・・・般若的な？あ、そういえば般若って、怒った女の人の顔なんだってねー。僕あれ最近知ったんだよねー。



「ごちそーさま」
「ごちそーさま」


「おいしかったー！」

「それはよーござんした」



弁当を片して、立ち上がる。


「どうする？教室まで送る？」


「んー。遠回りになるよ？」


「いいよ」


そんなわけで、雫を教室にまで送ることになった。


（本当に、男以上の漢だわ・・。美少女なのに）