蒼空の向うへ

笛の音が鳴り、一斉に反復が始まる


つうか、何か周り五月蝿くね?


雫「そりゃぁ、こんだけイケメンが集まってればねぇ?」

「あ、雫だー」


床に座ってりながら先輩の反復を数えていると上から声がした。


雫「ちょ、あんたこっち見てないでちゃんと数えなさい!!」


「問題なーいよ。ちゃんと数えてるし」


雫「そ、そう・・」


「で、何でこんなに五月蝿いの?」


雫「だから、こんだけイケメンが居たらそりゃぁ女がほっとかないでしょ」


いい例が綾小路先輩ね。何て言われて思い出す


そう言えば、綾小路先輩も最初は男のことで絡んできたんだっけ・・・


・・・なのに最終的に何でアレで終わったのか・・・。


何で僕のファンクラブなんかが出来るのか・・


心底理解できない・・