中学生時代

かよわい羊の群れ
彼らは朝露に濡れた草原を走り去る
羊たちの走ったあと
踏みつけられた草の上に
僕はたった一人立つ

小さな一匹の羊
群れから取り残された幼い命
彼はひとりぼっち
でも僕もひとりぼっち

羊が僕へとよってくる
道を探しているのかい?
さあね、僕も見えないんだ

羊の弱々しい鳴き声が僕の胸を打つ
ごめんね
僕は君の道しるべにはなれないんだよ
僕はそんなに強くない