ミコト 〜運命の出会い〜

「貴様、どこの国のものか。」
「どこの国って…?ここはどこなのですか…」
「何をとぼけたことを言っている。」


「セイ。どうかしたのですか?」
「侵入者です。こちらに来てはなりません。」
「侵入者ですか?」


(違う………)


ミコトはそう言いたかった。           でも、そう言ってもこの世界で信じる人などいるだろうか。

突然見知らぬ所へと来て、今となっては見知らぬ青年=セイに剣を向けられている。

(殺される…の…)


ミコトの頭の中でよぎった。
あの剣で殺されてしまうのだろうか。