「憐が起きねーからだろ?感謝くらいされてもいーと思うけど??」 聖くんはネクタイをキュッと締めた。 「何を感謝するんですかーっ??」 リビングに行く聖くんに大声で聞いた。 「まともに起こしてやったことー」 どこがまともなんだか… 「つーか、憐!お前、早く着替えて飯食え!」 あっ! 聖くんに言われて気づいた。 「ぎゃーっ!間に合わないーっ」