通知書は、パソコンで打たれた字体で、大きく”通知書”と書かれていた。
その下には、”生徒会長”と・・・生徒会長の名前?、
あとは学校長の印鑑、目の前にいる担任の印鑑が押されていた。
内容は書かれてなくて、それだけが書かれていた。
「・・・、この学校の規則として、遅刻した者には”課題”が課せられてるんだ。」
「”課題”??」
深刻そうに言われたけど・・・
「今まで”課題”なんて出されなかったですけど・・・??」
「それは、”ボーダーライン”を超えてなかったからだ。」
『今までこんな短期間に”ボーダーライン”を越えた奴はいないんだが。』
そう付け足した先生は、最後にサラッとこう言った。
「だから、生徒会長からお前に”課題”だ。明日から”生徒会”に入ってもらう。」
通知書から先生に思いっきり目を移した。
「へっ?!」

