last Day



多分、このときから俺は、

またななみに恋したのだろう、、

自分から一緒に帰ることにした

何気ない会話でななみに喋りかける

確か、ななみは龍族のてっぺんだったような…

確か、ななみには弟の翼が居たよな…

そんなことを思い出して

次々と、話題を変えて話し出す

「おくってくよ」

ななみの家がすぐそこだってことは知ってる

でも、送って行きたかった

「いや、いいよすぐそこだし」

ななみは、少し警戒しながら俺を

家に送らせるのを拒む

やっぱそうだよな…

俺はななみにとって

最低な男だもんな…

沈黙が続く中でななみは

スクバの中から携帯を取り出した

取り出してからすぐ歩く速度が遅くなった

そのあとすぐに、ななみはフラつきはじめた

「おい、ななみ大丈夫か?」

そういってななみの肩を触る