last Day



「家まで送ってくよ」

そんな優しい言葉、

気安く言わないでよ・・

「いや、いいよすぐそこだし」

そういって、


なんでか、分からないけど

すぐに拒んだ

多分まだ直樹のこと怖いのかもね…


そういってスクバの中にある

携帯を取り出そうとしたとき

周りがすべて真っ暗になった

うまく道路を歩けなくなった

ヨロついてるうちを直樹がおさえた


「おい、ななみ!大丈夫か?」

その言葉を聞いてから

うちの記憶は、

すべてわすれた…