「へー!噂には聞いてたけど 本当に龍族のてっぺん何だね!」 「レディースの方だけどね」 高校の帰り道 なんで、直樹と一緒に帰ってるのか、 何にも分からないまま話は進められた 「弟の翼、元気?」 弟の名前まで覚えていた、 「今日誕生日なんだよね」 「まーじーでっ?おめでとうって言っといて」 あんたのお願いなんか聞きたくない 「うん」 頭では、そう思っていても 心では、 本当の気持ちはねじふせれなかった