ギイッ



そこには有名ブランドの洋服、アクセ、靴、バックがたくさんおいてあった。




「ほら!時間ないから、好きな洋服選んで着て!」



「はーい。」



亜由はさっさと服を持って着替えに行ってしまった。



「えー…どうしよう。」



「音羽にはこれが似合うよ!」




亜由が進めたのは…




胸元が大きく開いた赤いドレス。これは多分ディオール。




「無理だよ!似合わない!!それに高いし。」



「大丈夫だから!エロカワみたいな?」




私は無理矢理着せられた。




「「やっぱ似合うねぇ。」」



私は自分でもビックリする位変わっていた。


ディオールのドレス、ブルガリのネックレス、ダイアナのパンプス。


『可愛い』って思ってしまう。




「よし!今日の撮影はパーティーの中のエキストラだから。あと音羽はおじさんとダンスを踊るから。頑張ってね!」


「はい!!」



こうして私たちは車に乗り込んだ。