「ちびは嫌。じゃあね。」 髪の長い美香とゆう女が 俺に背中を向けスタスタと歩いてく。 冬が終わった3月中旬。 俺の恋も終わった。 ちびってだけで振られるなんて 思ってもなかったせいか、 俺は呆然として1粒の涙が 二重の目が静かに流れた。 もう恋なんてせんわ…。 女なんて大っ嫌いや。 そうや。この女のせいで 俺は恋愛をできなくなった。 でもまさかあんなことに なるなんてな。