それから二人でまたボーっとしてた

「あっ・・・!!」

「ん?何いきなり」

ヤバッすっかり忘れてた

「あんたさ、2年なの??」

「ん??ああ、そうだよ」

「マジで」

「マジ」

私はてっきり同い年だと思ってたわ

「へぇー・・・一時間目体育だったでしょ」

「なんで知ってんの!?」

目を丸くしてビックリしているしょうた

「え?見てたから」

「お前・・・一時間目からサボりかよ」

「そーですけど何か?」

「ねっねっ俺どこにいたかわかった?」

しょうたは私の顔をきらきらした目で見た

「わかったよ?西野君からボールもらってシュートしてた」

「よくわかったなぁー♪ってか西野のこと知ってんの?」

「ん??知らないけど。先生が名前をよく叫んでんじゃん」

「あっそっか」

「・・・・シュートすごかったじゃん」

私はしょうたから逸らして褒めてやった

「うはwww褒められたwwww」

こいつの笑顔はホントにキラキラしてて可愛くて、、、、
私とは大違いだ、、、、

キーンコーンカーンコーン

「あっ昼終わったぞ」

「うん」

「じゃ、俺行くわ。お前もちゃんと授業出ろよー」

「はいはい」

しょうたは駆け足で戻って行った

「さて・・・・」

私も重い腰をなんとか持ち上げてテクテク戻って行った――――――――――――