『ほな、また、明日電話するわ。』
「…うん。」
ほら、また電話を切る時切なくて苦しくなる。
ダメだ…。
『そうな、無理やったら全然ええねんけど…。
日曜、水着持って来れる?』
「水着…?」
『ああ。
行き先に穴場の海あんねん。
行かへんかな…と、思てんけど。
お前、海、好きやん?』
「行きたい…」
『よし、気まりや。
スクール水着でもええで?(笑)。』
「…ちゃんと、新しいの買いますから。」
『クスクスッ(笑)。
一緒に選んだろか?』
「…結構ですッ。」
『豹柄とか、奇抜なんでも、all o.kやから、俺(笑)。』
「…もう、電話切る…」
『(笑)ほな、明日な、腹出さんように、寝ーや?』
「出しません…。もう…。
おやすみ。」
『おー。
おやすみ。』
