ある日。 席替えがあり 僕は飛鳥の隣の席になった。 当時、僕はひ弱だったせいでクラスのガキ大将に軽いいじめを受けていた。 自分の席で飛鳥が一人になった時を狙ってガキ大将は飛鳥に聞いた。 『光太ってキモくね?』 光太とは僕の事だ。 ガキ大将は僕をいじめ泣かせて 女子の反応を見るのを楽しんでいた。 そのたび女子は僕の事を見て 『泣き虫』『気持ち悪い』 なんて悲鳴を上げていた。 クラスで人気な飛鳥もきっと同じように言うかもしれない。 そう思って下唇を噛んで耐えていた。