「もうさ、やめよ。こんな関係。」




「え…?」









「アルバムに書いた通り、俺は夢乃の笑った顔が好きだった。一生懸命な姿が大好きだった。」




「でも夢乃が一生懸命だった理由も、笑顔になれるのも、全部琢斗だったんだよな…」








そしてヨウは言うの。






「だから…」






一番













「お前を解放するよ。別れよう、俺たち」






悲しい宣告を。