ただの『好き』じゃない。 『好き』が溢れてる。 ―――――――――― ―――――――――――――― この場所を選んで良かった。 音があって良かった。 じゃないとこの無言の時間が、酷く長いもののように感じてしまうから。 やっぱり俺達は向き合って、 そして亜子が口を開く。 俺達の関係が変わる。 幼なじみでも 友達でもなくて――――