ただの『好き』じゃない。




『好き』が溢れてる。







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この場所を選んで良かった。


音があって良かった。


じゃないとこの無言の時間が、酷く長いもののように感じてしまうから。




やっぱり俺達は向き合って、









そして亜子が口を開く。



















俺達の関係が変わる。




幼なじみでも




友達でもなくて――――