なんで、みんな誰かの一番になれないんだろ?



「これ、どうする?どこで食べる…?」




私たちの手には、たこ焼きの他にジュースに焼き鳥、フランクフルト。


こんなに食べるのか?っていう量の食べ物。




「とりあえず、座れるとこ探す?」


琢斗が言うけど、ベンチや食堂、座れそうなとこはどこも人がいっぱい。




「あんまりうるさいとこは嫌だし…」


私たちは困ってしまう。








「あ、そうだ。」


でも、しばらく考えて私は思いつく。








あそこなら、絶対誰もいない…




「ねえ琢斗、あそこ行こうよ。あそこなら誰もいないよ!」




「あそこ?」




あまり状況が掴めていない琢斗を引っ張って、私は“あの場所"に移動する。