【そのころ…】 「うわぁ!スゴイ!スゴイ!キレイ!」 「確かにな」 珠と祥介は、偶々見つけた隠れスポットで花火を見ていた。 「まあ、幼馴染の恋の応援も悪くないか…」 「はいはい、下心見え見え~(笑)」 「うるせー。ってか、キャラ違いすぎだろ」 人のいない所で全快もとい、花火のおかげで全壊した珠は、ケラケラと笑いながら花火を見ていたのであった。 チャンチャン…。