秘密の関係~おまけ~

「お待たせ。


なかなか廉が支度してくれないから遅くなっちゃった。」


安藤に無理矢理連れてこられる形で廉がやってきた。


「いや。

安藤、悪かったな。」


「いいえ!廉の世話焼くのには慣れてるから。」


「繭、もういいから帰ってろよ。」


「殴り合いでもされたら困るし。」


殴り合い!?廉そんなに怒ってるのか………?


安藤を滑り台のすみに引っ張ってこっそり聞く。


「廉が怒ってる理由って………


もしかして昨日の夜この公園に……来たりした?」