周りが立ち上がり、琴たちも手を離して立ち上がる。
爆音が会場に響いた。
興奮した琴は目の前のフェンスに掴まる。
ステージは色とりどりの照明に包まれた。
キャーキャーと叫ぶ周りの女子たちにビビる真人。
「燈夜ー!!」
勿論、琴も叫んでいた。
一旦、照明が落ち着き、妖しげな赤いライトの元、CRYSTALのメンバーがひとりづつ登場する。
最初に華麗なダンスで現われたのは天宮優仁と人気を二分する霞和希。
そしてCRYSTALで1番人気と言われている天宮優仁がセクシーな歩き方で会場を魅了する。
大歓声の嵐に、思わず耳を蓋する真人。
続々とメンバーが個性的なアクションで登場する。
そして、上原燈夜が客に投げキッスをする。
「キャ─────!!」
琴は絶叫。
真人は呆然。
上原燈夜を見る琴の目は少女のように輝いていた。
『アイドル?』
『とか、興味ないの?』
『アイドルは…ちょっと…』
『何で?』
『何か、きゃーきゃー騒ぐのは恥ずかしくて。バンドとかには興味ありますけど』
『そうか』
『先生は、アイドルが好きなんですか?』
『いや、そうじゃないけど』
『じゃあ、何でアイドルの話?』
爆音が会場に響いた。
興奮した琴は目の前のフェンスに掴まる。
ステージは色とりどりの照明に包まれた。
キャーキャーと叫ぶ周りの女子たちにビビる真人。
「燈夜ー!!」
勿論、琴も叫んでいた。
一旦、照明が落ち着き、妖しげな赤いライトの元、CRYSTALのメンバーがひとりづつ登場する。
最初に華麗なダンスで現われたのは天宮優仁と人気を二分する霞和希。
そしてCRYSTALで1番人気と言われている天宮優仁がセクシーな歩き方で会場を魅了する。
大歓声の嵐に、思わず耳を蓋する真人。
続々とメンバーが個性的なアクションで登場する。
そして、上原燈夜が客に投げキッスをする。
「キャ─────!!」
琴は絶叫。
真人は呆然。
上原燈夜を見る琴の目は少女のように輝いていた。
『アイドル?』
『とか、興味ないの?』
『アイドルは…ちょっと…』
『何で?』
『何か、きゃーきゃー騒ぐのは恥ずかしくて。バンドとかには興味ありますけど』
『そうか』
『先生は、アイドルが好きなんですか?』
『いや、そうじゃないけど』
『じゃあ、何でアイドルの話?』

