【完】透し予知能力者

『あっ綾ちゃん!なっ…何を言ってるの?』
酔った顔がますます赤くなっていく





『そうねぇ〜純には何度も告白されたけど…私純に興味ないから』笑顔で真紀さんはそう言うけれど





私に隠そうとしても真紀さんの気持ちはわかっている…





『興味ないだと!いつもこうして店に人連れてきてるのによ〜ショックだよ…』
ガックリとする純





『だって〜本当のことだもん!』と真紀さんはカウンターから1度姿を消した





『純さん今…現場から離れてるでしょ?』





『うん…やっぱり見えてるね!』





『拓さんの物件で現場から離れて今じゃ会社の専務だよ!』





『やっぱり…』





『それが…どうかしたの?』





『ちょっとね!』
私はとぼけたけど…