『あのね!綾ちゃんにお願いがあるんだけど…』





『はい…なんですか?』





『この前私達の未来が見えたって言ってたじゃん?』




『はぁ…』





『その…詳しく教えてもらいたいから仕事終わったらお茶しに行かない?』





『えっ…あっはい…』





『じゃあ…また6時に会社の外で待ってるから…』
早紀さんは元気に手を振り私の前から去っていった





私は…どうしたらいいのかわからない






見たままのことを全て言えばいいのか…





それとも…悪いことは言わずに隠しておいた方がいいのか…





そんなことばかり考えて仕事が手に付かない…





『どうしよ〜』
早紀さんのことで悩む私…




1日何をしていたのかわからないくらい私は早紀さんのことばかり考えながら仕事を終え…会社を出た!