5分ほど2人のやり取りを見ていると…外国人はその場所からサッといなくなり…完全にいなくなったのを確認してから加藤刑事は…私のところへ走ってきた
まだカメラはONにしたまま…





『これ…本物の麻薬だ…』
小さな袋に入った白い粉を見せられた私はそれを撮る




『本物…?私には小麦粉にしか見えないんですけど…』





『この麻薬は…5万円もしたんだぞ!』





『えっ?それだけで…?』
ほんの少しの粉なのに…私は驚いてしまった





『それに…これ見てくれ…』
と昨日カレンにもらった紙を私に渡した





『場所と暗号が違うの?』
その紙のあいている所に…別な場所と違う暗号が書かれていた