【完】透し予知能力者

『それでだ…協力してほしいのだが一般市民が事件に関わるのは大変危険なことだし警察内部の情報を知られては困るのもあるから…少し考えさせてくれないか?俺1人の判断では決められないことだから!』





『わかりました!事件解決に協力できると光栄です…連絡待ってます加藤刑事!』
…と私は椅子から立ち上がった





『あれ?綾ちゃんどうしたの?』
ふてくされていた拓が声をかけてきた





『もう…帰りますよ!拓也さんご馳走さまでした』





『えっ?ちょっ…ちょっと待ってくれよ綾ちゃん!』
慌ててテーブルの上にある飲み物やツマミを片付ける拓





『じゃあ…加藤刑事!忙しい所ありがとうございました…失礼します!』