罪の意識のない女に 復讐して・・ そうすればきっと 亡くなった母さんも、響夜も きっと報われるはず・・ 「なぁ愁夜、何度も言うけど。絶対に」 「分かってるよ、俺はただ見たいだけだ、響夜を殺したヤツが どんな顔をして暮らしているのか」 ごめん、陸斗。 「大丈夫だから」 すまない、陸斗。 俺は・・ そう何度も心の中で謝りながら 友人へ笑顔を向けた。