桜の花が舞う頃に



そう言われてまた心臓がドキンと高鳴る。


「海咲先生がどうしたの?」

声が震えているのが自分でも分かる。


「先生ね、結婚するんだって~」

「え・・」

「ショックだよね~」

「え、真姫ちゃんも聞いたの?」


私が何も答えない中、

他の人達まで参加してきた話は

どんどん進んでいく。


私はそれに付いていくことができない。

でも考えてみればおかしくない


あんな素敵な人なんだもの、

恋人がいたって


普通な事。

だから別に私が気に病む事なんか何もない。