「先生が救われる...」


「美麗」

「愁夜先生、ごめんなさい。私のせいです、全部全部私のせいなんです。
だから今..罪を償います」


「やめろ!!」

「先生、大好き」


その言葉を最後にナイフを自分に刺した。


「美麗!!!」


愁夜先生の声が聞こえた気がした。


やっと呼んでくれた、

それだけで嬉しい、先生。



それを最後に

私は意識を手放した―――