「ごちそうさまでした!」
楽しい食事を終えて、みんなで一息つく。
陸斗先生のおばあさんのおかげで
夕食はかなり豪華なものだった。
さすがは老舗の旅館だけの事はある。
お刺身もてんぷらも
どれも美味しく感じられた。
「先に帰ってるね」
陸斗先生達の部屋でごちそうになった私達。
もうこれ以上いたら迷惑と考えて席を立つ。
真姫もそろそろ帰るのかなと思ったけれど
まだ一緒にいたりないのか、
楽しそうに陸斗先生との会話を楽しんでいる。
良かった、どうやらうまくいったみたいだ。
真姫さっきあんなこと言っていたから少しだけ心配したんだけど。
どうやらもうその必要はないみたい。
「真姫、海咲先生もいるんだからほどほどにね」
「分かってる!」


