このまま時間が止まってしまえばいい。


ずっとずっと先生とこうしていたい。

美麗だとか、復讐とか

すべて忘れて

ただ沈みかけていく夕日を見て

波の音を聞いて


隣で座って先生の温かさを感じて。




ただ願う事はそれだけなのに。


なのに―――






「どう、うまくいってる?」
「あぁ、大丈夫だろ?」