父さんの視線を追うと、
「兄ちゃん!」
台所から空悟が元気に飛び出して来て俺に抱き付いて来る。手には俺があげた飛行機の人形を持って。
「どうして…」
俺が呆然としていると、父さんが説明した。
「今朝起きたと思ったら、突然ソファーで眠りはじめたんだぞ?昨日の山登りでよっぽど疲れたんだな」
「……」
俺はあの世へも行かず、時間も戻った訳じゃないという事か?けど何で?俺の魂で空悟が助かるはずじゃなかったのか?なのに何で二人共生きてるんだ?
「兄ちゃん!」
台所から空悟が元気に飛び出して来て俺に抱き付いて来る。手には俺があげた飛行機の人形を持って。
「どうして…」
俺が呆然としていると、父さんが説明した。
「今朝起きたと思ったら、突然ソファーで眠りはじめたんだぞ?昨日の山登りでよっぽど疲れたんだな」
「……」
俺はあの世へも行かず、時間も戻った訳じゃないという事か?けど何で?俺の魂で空悟が助かるはずじゃなかったのか?なのに何で二人共生きてるんだ?


