「ねぇ、あのさぁ…。」

「はいー?」

「これくらい、歩けるんだけど…。」

「いえー、軽いからいいんですー。」

「えー、意味わかんないし。」



まず、


目のやり場に困る。

真っ直ぐにしたら、この翡翠色の瞳に吸い込まれそうになるし…。目が合うし?気まずいし。

あぁー…でも、カッコイイなぁ…かわいいなぁ…。ぼーーーっ…


「ぁ…!」

「(いつの間にか…寝ちゃってますー。)」

すぅ…すぅ…。