私は、メリル・ディモーネス。



今日も1人で、見慣れた街をウロウロしている。
いつも1人ぼっちだから…慣れたけど、寂しくないと言えば嘘になる。

だから毎日…少しでもラッキーなことが起こってほしいから、占いの本を常備して、いつものまちを楽しくしようと自分なりに工夫した。

今日のページをみた…

「…こんなもの、流石に道端では見つからないんじゃないかなぁ…?」

紙に書いてあったのは、黒いカエル。それも、買いにいったりしちゃダメ。誰かがストラップとかで持っているのをみつけないといけない。

「カエルとか、好きな人っているのかなぁ?」

まぁ、何もする事がないんだから、探してみることにした。



すると、



黒いカエルを被った人が、角を曲がっていった。


「あれって…!?」

まさか、黒いカエルを被っているなんて…どんな人なんだろう…と、気になったからあとをすぐに追いかけた。