放課後プリンセス








謝るしか出来ない。






アタシがモノを上げたら許してくれるなんて思ってない








「ゴメンなさいっ…ゴメンなさい…!」






誰もいない教室のカーテンが風で揺れる。






気がつけば、アタシは涙を流していた。



頬には濡れた涙。





アタシはずっとおじぎをしながら



ゴメンと、言い続けていた。