「自己紹介遅れたけど、僕は森暁(モリサトル)。この大学の生徒なんだ」 「はあ…」 「それでね、前、この理工学部に所属していた紳道の同級生。ちなみに日本人」 「…!やっぱり、一哉の知り合いなんですね」 胸のドキドキが止まらない 前、一哉に近かった人… またコーヒーを飲む。 部屋の中には、コーヒーを飲む音と森さんの声しか聞こえない。