そして、 ”理工学部”と英語で書かれた部屋に入る。 部屋をみた男性は、髪をかきながら 「あー…ちょっと汚いね。まあそこ座って」 言われるがままに、そこだけポッカリ空いた椅子に座る。 男性が消えたと思ったら、また声がして。 「ブラックは好きかい?」 奥の部屋にいるんだ、と思いながら 「いや、あんまり…」