「Excuse me?」 英語は割と得意なほうだから、日常の会話は出来る。 今ここが、どこかすらわからないアタシはとりあえず優しそうな老夫婦に話しかけた。 アタシが聞くと…おばあさんが微笑んで教えてくれた。 その笑顔がすごく、優しくて。 そしてアタシはその言葉を頼りに、一哉がいる大学へ向かった。