放課後プリンセス








一哉は手を挙げて、歩き出した。








「…っ!」







…でもそれはアタシも同じか。






笑顔を見せたいって思うから








1メートルくらい離れて、






アタシはやっと動き出した。







昔、みたいな






そんな走り方をして、





今度は抱きついた。






「…バイバイ」