君が愛しいの。 未来が、怖いの。 「俺の言うこと、聞けよ…」 「ん、んっっ…!」 アタシは胸が脈を早めることを、感じた。 始まりは、終わりを告げる合図であって。 しばらく一哉はアタシを見つめる。 「…?」